薬膳インストラクターの試験概要と勉強方法


薬膳インストラクターは、一般財団法人日本能力快活推進協会が認定している食の資格です。漢方の知識を取り入れた料理の分野である、薬膳料理についてのプロを育成するための資格です。

薬膳インストラクターの試験概要と勉強方法について

こちらの資格を取得するためには、同協会が認定している薬膳インストラクターの資格取得講座を受講している必要があります。受講していなければ試験を受けることができません。
試験は筆記試験のみであり、実技試験はありません。7割以上の点数で合格となります。資格を持っておけば、薬膳インストラクターの肩書を使うことが可能です。

漢方についての基本的な知識に加えて、料理に関する技術を身につけることができる資格として注目されています。
レストランや飲食店で働きたい方におすすめですが、特に開業を目指している方に良いでしょう。薬膳料理という特長があれば、利用客の目も引きつけやすくなります。
料理教室の講師でも薬膳インストラクターの資格を取得する方が増えています。料理方法の幅を広げる意味でも、薬膳料理は新たなジャンルとして人気があるのです。
食品メーカーでの食品開発に、薬膳の知識を取り入れたいという会社も増えています。食に関する業界に、薬膳は大きな影響を与えているのです。
薬膳料理を始めることで、成人病などの病気を未然に防ぐことができるといわれており、近年では医学界からも薬膳料理が注目されています。病気になってから治療するより、毎日の食生活の中で病気にならないよう注意することが理想的なのは間違いありません。
そのため、薬膳についての詳しい知識と経験を持った、薬膳インストラクターと呼ばれる職業の需要はこれからさらに伸びていくと考えられています。

薬膳インストラクターの資格を取得するための勉強方法は、独学だけでは不十分です。上記でも触れていますが、認定されている講座を一通り受講しなければ、受験資格そのものが得られないからです。
薬膳インストラクターについては、通信講座にて受けることが可能です。特におすすめなのは勉強はもちろん試験まで、すべて自宅だけで受けることができるという点であり、主婦に人気の理由でもあります。
妊娠中に時間を持て余している場合は、ぜひ薬膳インストラクターの通信講座を受けてみましょう。子供が生まれてから役立つ知識が満載なので、資格取得はもちろんですが、勉強そのものが意味を持ちます。

また、このような通信講座には薬膳料理のレシピ本も付いていますので、その日のうちに料理のレパートリーを増やすことができます。料理をしながら資格取得の勉強にもなりますので、ぜひ実践しましょう。


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