漢方養生指導士の講座内容と試験概要について


漢方養生指導士は、日本漢方養成学協会が認定する漢方薬に関する資格です。同協会が指定校としている薬日本堂漢方スクールにて受講すれば、資格を持つことができます。

漢方養生指導士の講座内容と試験概要

漢方養生指導士には初級から上級までの三段階と、さらに派生する資格があります。ニーズに合わせて好きなものを選んで学ぶことができるのですが、漢方初心者には初級が必須の講座となっています。
資格の取得には、講座の受講が必須になっていますので、講座と受験はワンセットで受けます。まずは初級から目指し、中級上級と受けていくことを目標にしましょう。

漢方養生指導士は、漢方に関する基本的な理論を理解して、実際に役立てるために必要な資格です。初級では、漢方を取り入れたライフスタイルの組み立て方などを学ぶことが可能であり、初級さえ取得していれば家庭内の漢方のスペシャリストとして、お子様やご両親にさまざまなアドバイスをすることが可能になります。
中級を取得できれば、漢方スタイリストとして名乗ることが可能になります。その分、学習内容は初級よりも本格的になっていきます。
中級を取得している場合は、さらに上の漢方養生指導士上級資格への挑戦をする権利も得られます。同時に、漢方養生指導士養生薬膳の資格や、漢方臨床指導士の資格取得にも挑戦することが可能となります。

便利なのは、漢方養生指導士の受講は通学と通信どちらでも可能いう点です。外出するのが難しい場合は、通学とほとんど変わらないレベルの通信講座で勉強することが可能なのです。DVDの動画も付いているので、漢方が初めての場合はとくに役立ちます。
漢方の世界では、専門的な用語が並んで理解できない場合も多いのですが、それぞれがわかりやすく解説されていることもテキストのメリットです。漢方を料理に応用した薬膳料理のレシピ本も一緒なので、料理をより楽しめるのも嬉しいですね。
また、簡単なツボ押しマッサージならば自分でもやることがありますが、そのための方法をまとめたテキストもあります。漢方養生指導士の学習範囲は漢方薬だけでなく、食事の管理や運動方法、ツボ押しなど、日常生活の中で取り込める内容含まれています。
上級およびその他の派生する資格があるのも、漢方養生指導士の特長です。つまり家族の健康管理だけに及ばず、スキルアップや仕事に活かせるチャンスもある資格なのです。

通信講座の場合の試験は、3回の添削問題への合格が必要です。つまり受験のために外出する必要はなく、リラックスした環境で試験を受けることができますので、比較的合格はしやすいほうだといえるでしょう。
入門用としては特におすすめといえます。


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