漢方薬剤師になるために必要な資格と取得方法


漢方薬剤師になるためには、日本生薬学会と日本生薬学会による研修センターが開催するセミナーに参加する必要があります。
セミナーに参加した後、試験を受けて合格すれば、漢方薬剤師になることが出来ます。

漢方薬剤師になるために必要な資格と取得方法について

参加する必要があるセミナーとはどのようなものなのでしょうか。
このセミナーの内容というのは、漢方薬生薬認定薬剤師制度に基づいたものとなっており、非常に充実しています。漢方薬と生薬について総合的に学んでいくことが出来ますし、服薬指導や漢方の保存方法などの専門的な知識についても学習していきます。

セミナーは9回に分かれており、薬用植物園実習などが含まれている内容となっています。
薬用植物園実習というのは、全国の薬用植物園に実際に出向いて行われる授業です。漢方薬剤師のための専門的で、細かな内容が含まれるセミナーであることが分かります。

セミナーの受講方法は主に三つあります。一つは毎年4月から行われる座学研修です。申し込んだ後にテキストなどが送られてくるので、受け取ったテキストを持って毎月、座学研修を受けていきます。
もう一つの受講方法は、ビデオ集合研修です。全国の主要都市で行われ、DVDを見ながら授業を受けていきます。
インターネットによる研修も行われていて、毎年7月から開講されます。漢方薬と生薬の今までの研修会の映像を、インターネットを利用しながら、学ぶことが出来て人気があります。

薬剤師としての資格を取得しても、それで安心というわけではありません。漢方薬剤師の資格は3年ごとに更新していく必要があるのです。
資格を更新していくためには、和漢医薬学会の主催研修や日本薬学会などが主催する研修に参加する必要があります。この研修は、植物科学や天然薬物の開発と応用などについての、最新の知識を学んでいく研修となっています。
漢方薬剤師の世界では日々新たな薬が開発されたり、新たな効能が発見されたりしています。食品薬学の分野や天然有機化合物の分野も漢方と生薬に密接に関連していますので、これらの情報も学べる研修は漢方薬剤師の仕事を続けていく上でスキルアップにもつながります。

これらの最新の情報を3年ごとに学び、知識も更新していくことが大切です。移り変わる医療の知識を、患者さんの様態に応じて活用できる仕組みとなっています。

漢方薬剤師になるには、日本生薬学会と日本生薬学会が主催する研修と、試験を受ける必要があります。専門的な知識を極めることが出来る漢方薬剤師の資格は、漢方が好きな人にとっては非常に魅力的なものだといえるでしょう。


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