漢方カウンセラーの概要と求人事例
漢方カウンセラーは、一般社団法人 日本漢方養生学協会が認定している資格です。漢方カウンセラーとは称号の名前であり、漢方臨床指導士が正式な資格名となっています。
漢方カウンセラーの概要と求人事例について
漢方カウンセラーは、漢方の知識について生活に役立てることができるレベルがあるということを証明できる資格であり、さまざまな生活指導が可能になるという意味も持つ資格です。
漢方カウンセラーの称号を取得するためには、漢方臨床指導士養成講座を受講した上で、漢方臨床指導士資格認定試験に合格する必要があります。日本漢方養成学協会の認定校である薬日本堂漢方スクールにて、講座を受けることが可能です。
スクールに通うことができない場合でも、通信講座で学ぶことができます。資格試験を受けるための条件を満たすことも可能です。
漢方の初心者にはあまりおすすめできない資格です。同じく協会が認定しているスクールでは、漢方初心者向けの漢方養生指導士初級があります。初めての方は、まずは初級を取得することから始めましょう。
漢方カウンセラーの資格保有者向けの求人は、現時点ではほとんどありません。資格取得していることで、就職や転職へ有効に働くことはあまりないでしょう。
料理に関する仕事に従事している人が、自分のスキルアップのために取得するという使われ方が多いです。ドラッグストア勤務者が、漢方の知識を活かすための資格としても、意味を持っています。
就職のためというよりは、漢方の知識を広げることに意味がある資格なのですね。調理師免許と一緒に取得していると、薬膳料理やオーガニック料理を提供できる特徴的な飲食店を開業することが可能です。
漢方カウンセラーの中には、漢方薬局を経営している方もおります。悩みを抱えた顧客からのカウンセリングは人気であり、薬局内で相談できるスペースが設けられていることもあります。
漢方薬局として開業する場合には、漢方カウンセラーの資格だけでなく薬剤師の資格もしくは資格取得者を常駐させる必要があります。
漢方カウンセラーの肩書で活躍する場合は、多くの場合は独立経営することになります。漢方に関する知識だけでなく高いコミュニケーション能力や、経営能力も合わせて持っておく必要があるでしょう。
漢方カウンセラーの資格を得るためのスクールは、医学知識が無くても基礎から受講することができます。楽しく学べるよう多くの工夫が行われています。
何よりも、試験取得の勉強の過程で役立つ情報を次々と学べるのは、漢方カウンセラーの楽しさでもありますね。
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