漢方を調合するのに必要な資格と条件


漢方を調合するには、薬剤師の資格や漢方薬剤師の資格があると良いでしょう。

漢方を調合するのに必要な資格と条件について

薬剤師になるには、薬剤師国家試験を受験する必要がありますが、受験資格を得るために薬学系の大学課程を修了するようにしましょうしなければなりません。
大学の薬学部や薬科大学を修了すると、薬剤師国家試験を受けることが出来ます。一般的に薬剤師の国家試験の合格率は6割から8割の間となっています。この薬剤師の資格を得ていれば、漢方を調合し販売することが可能です。

さらに、民間の資格である漢方薬剤師の資格も役立ちます。正式には、漢方薬生薬認定薬剤師、と呼ばれています。
最新の漢方に精通している人に与えられる資格で、3年ごとに更新していくものです。資格を得るにも、資格を更新していくにも、本薬剤師研修センターと日本製薬学会の研修を受ける必要があります。
漢方薬剤師の資格は一般の薬剤師が、キャリアアップのために受験することがある資格です。

漢方を自分のために調合するためということであれば、漢方養生指導士の資格を取るのがよいでしょう。
自分や家族の健康を自分で守るために、ずっと使える漢方の知識を学んでいくことが出来ます。普段の生活の中で、漢方を自分の不快症状に合わせて、調合していったり組み合わせたりする方法を学ぶことが可能です。
特に漢方のお茶などをブレンドする方法は、気軽に自分や家族の健康のために実践できるでしょう。

漢方養生指導士の資格は、初級と中級がありますが、中級はより本格的に漢方について取り組んでいきたい人向けだといえます。
資格の講座では、市販の漢方薬の知識や、中医学で使われる漢方薬の特徴などについて学んでいきます。薬だけでは無く、体の仕組みや心身共に健康で美容を保っていくために必要な事柄も、幅広く学ぶことが出来ます。病名が付くような病気になる手前の、未病を防ぐことが最近は注目されていますが、この分野で漢方養生指導士の資格は助けになります。

漢方養生指導士の資格というのは通信講座で学ぶことが出来、分かりやすいテキストにDVDが付いており、意欲的に漢方について勉強していける環境が整っています。
疾患や症状別に、確認の仕方や漢方薬による問題解決法をまとめることが出来る、ワークブックなども付属しています。添削課題があるので、理解が曖昧なまま勉強が進んでいくことはありません。しっかりと漢方に対する知識を身につけながら、学習を進められます。

漢方を調合するのに必要な資格は、薬剤師や漢方薬剤師の資格でした。自分のためにだけ漢方を調合するのであれば、漢方養生指導士の資格だけで十分でしょう。


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