一般社団法人国際薬膳食育学会が主催している国際薬膳食育師の資格は、薬膳のプロを育成するためにあります。
国際薬膳食育師には、3級から1級、そして特級師範の4つの段階に別れているのが特長です。薬膳料理の初心者でも取得しやすい3級が用意されているので、誰でも国際薬膳食育師を目指すことが可能なのです。
国際薬膳食育師の概要と取得方法
薬膳料理の中でも、国際薬膳食育学会が提唱している和漢膳と呼ばれる、日本の風土に合わせて調整された薬膳料理についての知識を持った人が、国際薬膳食育師です。
食と健康に関する分野で活躍したい人が取得しており、病院や介護の現場ではもちろんですが、一般の食品メーカーなどでも国際薬膳食育師を必要としています。
また薬膳料理そのものを普及させる活動も国際薬膳食育師の重要な仕事となります。
国際薬膳食育師3級の資格は、別名では薬膳マイスターとも呼ばれています。通信講座を利用することで、ほんの少しの努力で取得が可能です。DVDを含むテキストは見やすく編集されていますので、初心者でも理解しやすい内容です。
特に注目したいのは、漢方や薬膳料理についての知識がまったくない人でも、数ヶ月で資格を獲得できるという点です。筆記試験も自宅で受けられるので、受験の気軽さも嬉しいポイントです。
初心者向けとはいえ、食のプロが取得するのも国際薬膳食育師3級からとなります。プロレベルの知識は家庭料理でも活かすことが可能なので、特に主婦層に大人気の資格です。
家庭料理でももっとレベルを高めたいという場合には、国際薬膳食育師2級の資格があります。2級からは通信講座だけでなく、実習を含んだ講習を実際に受ける必要があります。国際薬膳食育師2級の講習は定期的に開催されています。
講習は4日間にわたって行われますので、かなりボリュームのある内容となります。開催地は限られますので、長距離移動と宿泊施設の確保が必要になるので注意です。
講習の後には認定試験が待っています。追試となった場合は追試分の試験費用が別途必要なので、しっかり勉強して臨みましょう。
1級から上位の資格は、国際薬膳食育師のプロとして活動するための資格となります。特級師範は国際薬膳食育学会が公認する講師として活躍することが可能であり、マスコミや講習会を開催して多くの人の前での活動をすることが多くなります。
1級取得者には漢方薬局の経営者や飲食店経営者がおり、さまざまな方法で薬膳の知識を広める活動を行っています。自分のライフスタイルに合わせて国際薬膳食育師の資格を取得してみましょう。
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